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自殺に追い込んだ教師の処分は9年後でたったの停職3か月

 

岡山県立岡山操山高校で当時高校2年生の男子生徒が自殺したのは2012年7月25日。

そして処分が発表されたのは2021年11月19日ですでに9年も年月が過ぎており、処分内容も3か月間の停職という本当にふざけているのか!と叫びたくなるものでした。

 

部活顧問の日常的な犯罪行為

野球部顧問は常日頃から野球部員の人格を否定する言動が多く、「死ね」「帰れ」といった暴言のほか、すぐに感情的になるのか怒鳴ることも多く、さらに部員の態度が気に入らないとしてパイプ椅子を振り上げることも多かったと他の野球部員も証言しており、報道ではパワハラのほか体罰もあったと記していますが、これらの行動はパワハラで括るようなものではなく犯罪として捉えるべきものです。

とにかくこの手の問題をすぐに“パワハラ”などのハラスメントとか“いじめ”などの言葉で片づけようとしがちですが、例えばお店の商品を盗む行為を“万引き”という言葉で片付けてしまうのと同様に、本来はその行為を“窃盗”とか“泥棒”と呼ぶべきで、どうにも軽く感じてしまう言葉で片づけられてしまうことに腹立たしさを感じます。

教師が生徒に対し「死ね」「帰れ」などの暴言を吐けば名誉棄損罪や侮辱罪に当たる可能性があるし、パイプ椅子を振り上げて投げる真似をする行為は暴行罪に当たる可能性があるなどれっきとして犯罪であり、教師による生徒へのパワハラといった軽い言葉で片づけるべきではないと思います。

こういったことを校長をはじめ学校関係者は認識すべきです。

これらの行為は教育という名前を隠れ蓑にした犯罪で、実際に暴言等を行った教員だけではなく校長などの学校関係者も同罪であると認識するのが当然ではないでしょうか。

 

 

部活顧問の暴言で野球部を退部したが

1年生で野球部に入部し部活顧問の犯罪的暴言に耐えながら頑張ってきたものの、1年生の3学期ごろには野球部の日誌に「もう自分の存在価値も目標もわからなくなった」と書き込み練習を休む日も出てきたが、それでも我慢して練習に参加していたのだろう。

2年生になった6月ごろのこと、野球部顧問は捕れないところにばかりにノックした挙句に「声を出せ」と怒鳴ってみたり、「制服に着替えて帰れ」「ベンチにも入るな」と怒鳴りつけたりされて、練習試合ではベンチに入れてもらうこともできずベンチ裏のネットの外で見るだけの状態が2試合もあったという。

これだけされれば耐えることなんて無理で退部を申し出たのですがこの部活顧問は、夏の大会前なのに今辞めてはチーム全体の士気にも関わるし、3年生の気持ちも分からないのかと怒られもした。

それでもさすがに耐えられずに2年生の6月11日に退部したものの他の野球部員から復帰を促されるなどしたことや、3年生の引退に伴いマネージャーがいなくなることから選手ではなくマネージャーとして7月23日に復帰したのでした。

なぜ選手ではなくマネージャーとして復帰したのか、それはマネージャーならば部活顧問に叱られなくて済むからだと他の野球部員に話していたそうです。

 

 

マネージャーになっても野球部顧問からの威嚇が続き

「マネージャーとはいえ一度辞めて戻ってくるからには覚悟はできているな」

野球部顧問は復帰前にもこのような言葉で生徒を威嚇したそうです。

 

マネージャーとして野球部に復帰した3日後のこと。

熱中症とみられる野球部員のために氷を持って来さそうと野球部顧問がこのマネージャーを呼んでいたのだが、部室の清掃をしていたために声が聞こえなかった。氷は他の部活のマネージャーが持ってきたのですが、このことに相当腹を立てたのか練習が終わった後に炎天下のグランドに立たされ、野球部顧問から怒鳴り続けられた。

その数時間後に命を絶った・・・

 

 

学校も教育委員会も顧問の暴言と自殺には因果関係はない

2012年に起きたこの事件ですが、当時の学校関係者はそろって、野球部顧問の暴言と自殺とに因果関係はないとのことで公表もしていなかった。

公表されたのは約8か月が経過した2013年2月で同校のPTA会長も報道によって真相を知ることとなり、遺族とともに岡山県教育委員会と同年3月に面会したものの、「調査委員会を立ち上げたとしても因果関係は分からない」と調査や第三者委員会の立ち上げを拒否していた。

この時に対応した岡山県教育委員会の生徒指導推進参事は岡山県警からの出向者で、暗に警察が捜査しても事実なんて出てこないと拒否されたように感じたかもしれません。

 

遺族側の第三者委員会設置の要望が通ったのは2018年8月のこと。

なんと命を絶ってから6年も経過していました。

 

 

第三者委員会はハラスメントが原因の自殺と認めたが

第三者委員会が今年3月に、生徒が自殺したのは野球部顧問によるハラスメントが原因だと公表し、さらに岡山県教育委員会の対応の遅れも指摘しました。

その結果を受けて関係者が処分されることになったが、当時の野球部顧問は停職3か月、当時の野球部長や県教委の担当職員は厳重注意処分となった。

また当時の教育長や校長については、すでに退職しているとのことから処分の対象外となった。

 

 

生徒を自殺に追い込むほどの暴言や体罰を繰り返し、事件発生から実に9年もの間それまでと同じ生活や仕事をしてきた元野球部顧問に対して下された処分がたったの停職3か月。

もっと早く調査や第三者委員会設置に動くべきだったのに何もしてこなかった県教委元幹部は厳重注意や指導。

ちなみに厳重注意や指導は懲戒処分にあたらない戒告という処分で、その場で書類または口頭による注意を受けるだけで将来の出世コースなどに響くことはありません。

言ってみれば処分しましたよと世間に見せることができるポーズですね。

 

これが学校や教育委員会というものの実態です。

 

 

生徒のことなんて二の次

学校内で不都合なことがあっても、それを認めようとはしない。

学校や教育委員会側が圧力に屈して仕方がなく第三者委員会を立ち上げ、責任の所在は学校や教育委員会側にあると指摘されても非常に甘い処分しか下さない。

これが現状なのですよ。

 

生徒間のいじめに関しては少しは認める姿勢も見られるのですが、それも軽微なものだけ。

いじめがありましたが○か月で解決に至りましたと書ける案件のみ。

解決できましたと書ける案件ならば、対応した校長など学校関係者の株が上がるから積極的に公表しようとします。

ところが自殺などの重大な案件は、ほとんどすべてでいじめが原因とはすぐには認めない。

旭川女子中学生いじめ凍死事件でもそのことが現れています。

認めてしまえば学校関係者が追及されるばかりかその後の自身の地位も危うくなるし、退職後の再雇用先の確保にも暗雲が垂れ込め、退職金にも響いてきますからね。

 

とにかく教員は自分の地位にしがみつけることを第一に考えるから、自殺など重大な事案についてはいじめがあったとは認めようとはしない。

もちろんその原因が教員にあっただなんて認めたくはない。

教育委員会だって同じ考えで、自分たちの先々のことをまずは案じるから第三者委員会なんて立ち上げたくはないのです。

 

また校長の職って教育委員会で働いた後に就くことも多いのですが、もしその校長が在職している学校で何らかのトラブルがあった時、教育委員会は積極的に動くと思いますか?

教育委員会にいたときには上司だった校長、その校長がいる学校でトラブルがあり保護者から調査などの要求があった時、教育委員会の人たちはまず自身の将来を案じた言動に終始するのではないか。

 

学校で何かあったからと言って、学校や教育委員会に相談するものではない。

みんなグルだし、みんな自分の身がかわいいから親身になって相談になんて乗ってくれないと考えるほうが絶対にいい。

絶対に学校や教育委員会を信じるものではない、と思います。

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