023 いじめ禍の克服はできる限り寄り添うことが一番ですが

 

水泳部顧問を考えずに済む定期考査の方が心がやすらぐ

2020年2月14日(金)に我が家へやってきたクラス担任などから受け取った、17日からの定期考査の範囲や提出しなければならない課題ですが、太郎は翌日の15日から早速取り掛かりました。

3学期はほとんど登校していないため、習っていない部分がかなりあったようですが、それでも教科書や参考書を広げながら解いていきます。

リビングのテーブルを占拠されるのでこちらは全くくつろげないのですが、勉強をしている太郎の様子を見ていると、いじめに遭って死を選び、その後は教師の圧力や恫喝そして暴言のために学校へ行けなくなった太郎と同一人物に見えないほどに、一生懸命に勉強に取り組んでいます。

 

 

そして17日(月)からの定期考査の期間中は、家を出たところで多少ふらつく場面もあったのですが、それでも学校へ行き定期考査をすべて受けることができました。

家で勉強しているときはいじめ加害者の事や水泳部顧問の事を考えることなく、提出しなきゃいけない課題に集中できたのが良かったのでしょう。

そしていつもならば玄関を出てすぐや、エレベーターで1階に降りてすぐに強烈なめまいに襲われて体が固まり、一歩も足が前に出ない状態で倒れそうになっていたのですが、そこまでひどくはならずに定期考査を受けることができたのも、試験というものに集中できたためとしか考えられません。

 

 

普段の授業だとやはり周囲の目(クラス担任やクラスメイトなど)が気になるし、水泳部顧問の圧力などの残像が頭に残っていて動けなくなるのでしょう。

しかし定期考査となればそんな周囲の目や水泳部顧問の圧力は関係なく、自分の世界に入り込むことができるから太郎にしてみればすごく楽に感じたのだと思います。

 

 

これを証明するがごとく、定期考査翌週の2月25日(火)は何とか家から駅まで歩いて行ったものの、駅のトイレに入って嘔吐。

なんとか学校へ行ったものの、お昼休みに弁当を食べている最中にめまいがひどくなって保健室へ行き、結局は学校まで迎えに行って早退。

翌26日はマンションの1階まで降りたところで倒れそうになり、また学校へ行けなくなってしまいました。

 

 

精神科へ行くことを勧められたけど

幼稚園に通っていたころ太郎と同じクラスだったT君のお母さんは、本当にいろいろと気遣って下さって妻はよくメッセージを受け取っていました。

太郎が学校へ行けなかった日にはT君へ

「今日も無理やった、ごめん」

というメッセージを送っていることで、精神的に病んでいると判断して

「精神科や心療内科を受診してみるほうが良いと思います」

というメッセージも何度か受け取っていたようです。

 

私や妻にしたって、このままでは太郎は学校へ行けなくなり、そして水泳への復帰も難しいだろう。

そうなると通信制高校へ入りなおすしか手はない。

また環境を変えるためにも現在住んでいる街ではなく、もう少し田舎でのんびりしたところへ転居する方が良いかもしれないとも考えました。

現在住んでいる場所は電車での所要時間をもとに考えると、学校とスイミングスクールのちょうど中間地点になります。

学校を辞めるとかスイミングスクールに通うことはなくなるとすれば、転居したところで何の支障もありません。

妻はスイミングスクールへの復帰はないと信じていたため、転居に積極的でした。

 

 

ただその前に精神科などを受診させるべきか否か。

 

 

太郎の性格を考えると、見ず知らずのカウンセリングの医師に話ができるのだろうかという疑問が。

医師を信頼することができて、心の中の気持ちをすべて吐き出すことができればよいのだが、太郎の場合は難しいのではないか。

また初めからいじめに至った経緯などを話すことは、太郎にとって相当な負担になる可能性が高い。

 

またお薬も怖い。

精神を安定させるお薬って、きついものになれば体の行動自体を制限してしまうものもあるほど。

そこまできついお薬ではないにしても、今服用しだしたらお薬から脱却できなくなるのではないか。

そんな危惧もありました。

 

ただしこの先学校ともめた場合、精神科の医師による診断が無ければ学校を相手に戦うことは難しいでしょう。

そう思うと一度だけ病院へ連れて行き、とりあえず診断書を書いてもらっておくのも懸命な考え方かなとも思うし。

 

いろいろと精神科や心療内科などを検索しては口コミなども細かくチェックしていきましたが、やはり人の性格によって医師と合う合わないが他の診療科以上に色濃く出ているように感じました。

 

 

市販の漢方薬と子供に常に寄り添うことを選択

内科や外科とは違い精神科や心療内科って、見えない心の傷をいかに修復してもらえるのか。

いかに患者に寄り添うことができるのかが大きな目的だろうと思っています。

そのためにはいかに親身になって話を聞いてもらえて、いかに理解してもらえるのか。

そして場合によってはお薬を使用して精神を落ち着かせるというのも治療のひとつになっていきます。

 

ただ同級生によるいじめ以上に、水泳部顧問による高圧的な態度や恫喝に暴言などによって大きく傷ついた太郎にとって、いくら医師とは言え見ず知らずで話したことがない大人に対して、心の中が空っぽになるほどすべてを話すことなんて無理なのではないか。

また太郎の性格からして、精神科の門をくぐる自分の姿を見られることにかなり大きな抵抗が生じるのではないだろうか。

そういった懸念材料がありました。

 

妻は精神科へ行って医師に診てもらって診断書をもらい、カウンセリングを受けるるほうが結果的には太郎にとって良い選択ではないかと考えています。

そうしないと学校も辞め水泳も辞め、人前に出なくなって廃人同然になってしまう・・・

そんな危惧を持っていました。

 

 

私も悩みましたし、選択が間違っているとそれこそ太郎を廃人に近づけてしまうことになります。

 

 

私が選んだのは

市販の漢方薬で穏やかに状態を戻し

さらに常に太郎に付き添うことで、精神的に倒れそうになったら私がつっかえ棒になる

です。

 

いじめに遭った子供に付き添うのは、どこのご家庭でも当然のようにされていることでしょう。

ですので特に変わったことではありません。

でもいかに精神的な面で寄り添ってあげられるかが本当に大切なのだと思います。

しかしただ寄り添うだけでは限界も感じてしまいます。

そこで少しだけお薬に頼ってみるとこにしました。

処方薬は成分の含有量が多いため効果という面では良いと思いますが、あまりにもお薬に頼りすぎになることを避けるために市販の漢方薬を服用してもらうことに。

 

 

薬に関してはそれこそ合う合わないがあるので、素人の私がだれにでも勧められるという物でもありません。

そのことを念頭に置いていただいて、私が選択したのは

苓桂朮甘湯

柴胡加竜骨牡蛎湯

です。

 

苓桂朮甘湯

体力がなく、めまい、ふらつき、のぼせ、動悸などがあって、尿量が減少している人に用いられる処方です。
そうした症状のある人の、神経症、立ちくらみ、めまい、頭痛、息切れなどで用いられます。
苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ): ツムラの漢方処方解説 | 漢方について | ツムラ
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柴胡加竜骨牡蛎湯

比較的体力はあるが、神経質で、ささいなことが気になって、抑うつ、不安、イライラ、不眠などがあるような、精神的に不安定な人に用いられる薬です。
神経症、子どもの夜泣きなどがあるときに処方されます。
あるいは、高血圧に伴う不眠、神経性の心悸亢進(しんきこうしん)の改善に使われれることもあります。

 

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私は薬剤師など医療関係者ではありません。

様々なサイトを駆け巡って、今の息子の様子からするとこれらの薬がベストだろうと思い使ってみただけです。

すべてのいじめに遭ったお子さんに合うとは思えないですし、下手すれば合わずにどこかに悪影響が出る可能性もあります。

もし試してみて具合が悪い場合には必ず医師の診断を受けてください。

漢方薬もお薬ですから、試す前には薬剤師さんにアドバイスを求めた方が良いと思います。

 

 

うちの太郎の場合ですが

これらの漢方薬が利いたのか、この後とある理由から本当に太郎と四六時中ずっと過ごせたのが良かったのか、太郎自身による回復のためだったのかはわかりませんが、表面上はかなり良くなっています。

 

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