015 最悪な肩の状態と問題教師からの電話は切羽詰まった感じがした

 

再び学校へ復帰

2020年2月3日(月)

太郎は学校に復帰することができました。

でも家から学校の近くまでは妻が付き添っていきました。

太郎が完全に復調しての復帰ならば問題はありませんが、まだ何も解決したわけではありません。

加害者側からの謝罪といってもいじめの発覚から4日目に水泳部顧問が勝手にセッティングしたものですし、その後も水泳部顧問やクラス担任から様々な圧を受け続けてきて、さらに大きな心の傷を負ったわけです。

どう考えても復調するには年単位の時間が必要でしょう。

 

それに私も妻も、太郎がまた急にどこかへ行ってしまいそうな恐怖感が付きまとっていて、とてもじゃないですが太郎を一人で学校へ行かせるほどの勇気はありません。

 

この日は太郎は学年部長(学年主任)へ書類を提出しました。

水泳部は退部する、そして2年生からはスポーツ推薦枠を外してもらって一般の文系進学クラスへ入りたい、と記入したそうです。

その他の時間はずっとクラスにいることができたようです。

いじめ加害者のAはクラスにいませんし、他の水泳部員たちがずっと太郎の周りにいてくれたおかげだと思います。

 

 

肩の状態はかなり悪い

学校から帰ってきた太郎を連れて、近所の整体院へ行きました。

2月1日にスイミングへ2人で行きコーチと話した際に

「選手として泳いでいる限り、肩や腰に故障を抱えるのはふつうのこと。みんな病院や整骨院へ通ってケアをしているよ」

という話に続き

「学校から帰ってからになると思うけど、月曜日に整骨院へ行って肩を診てもらって、どのような状態なのかを知らせてください。練習に遅れてもいいから、まずは状態を確認するところから始めよう」

こういう話をされたので、整体院へ連れて行ったわけです。

 

連れて行った整体院はよく学生のスポーツ部員が通っているようで、太郎を連れて行った日も甲子園へ出場することがある有名な高校の野球部員が訪れていました。

太郎を診てくださった方は自身も水泳経験があるそうで、1時間ほどかけて原因を調べてからストレッチなどを行いました。

いわゆる「スイマーズショルダー(水泳肩)」で数か所の筋が炎症を起こしていると。

かなりひどい部類でこの状態で泳いでいたというのが信じられないとも言われ、しばらくは水泳は休むほうが良いだろうし、水泳を再開するにしても同じ種目を続けるのは肩の状態を考えると避けるほうが良いと力説されました。

 

 

そんな状態なのに我慢しながら泳ぎ、そのためにタイムが伸びないからさらに悩み苦しみ、そんな時にタイムが遅いことでA君には罵られののしられ、そして水泳部顧問にはずっと無視されていた。

一言でも言ってくれていれば、自殺を図るようなことにはならなかったのではないか。

いや

自殺を選択させないようにしてあげられたのではないか。

異変に気付いてあげられなかった自分が本当に情けない。

 

 

 

整体院での診察が終わるとその足でスイミングスクールへ向かいました。

太郎が自分でコーチに説明し、そのあとは練習に参加するというので私は終わるまで近所で時間をつぶすことに。

さっき整体院でしばらく水泳は休むほうが良いといわれたばかりなのだが、きちんとコーチに話してセーブしながら練習するというのでOKしました。

整体院へ寄ってからの練習ですから通常より練習時間は短いですが、それでも1時間くらいは待ったでしょうか。

スイミングスクールからの帰りの電車内で幻聴が聞こえていたということを告白されたので、一人で電車に乗せて帰らせるという選択肢は私の中にはありません。

 

 

水泳部顧問から電話があったのだが

スイミングでの練習が終わり、私は太郎とは少し離れて駅へ入りました。

この年齢(高校1年)の男子ですから、父親と一緒にいるところを誰かに見られるのは嫌なものです。

 

ホームでは電車1両分くらいの距離を離して立っていました。

そこに携帯への着信が。

妻からかと思ってディスプレイを見ると高校からの電話です。

何かなと思って電話に出ると、水泳部顧問の声がしました。

 

“おかしいな、水泳部顧問は府県の水泳連盟からの合宿で山口県へ行っているはずなのだが・・・”

 

妻は太郎とは別のスイミングスクールでアルバイトのコーチをしていて、コーチ室内でいろいろな話を耳にするのです。

妻が働くスイミングスクールには、太郎が幼稚園のころと今スポーツ推薦組のクラスでいっしょのT君が選手として所属しており、選手を受け持つコーチから様々な情報が入ってくるのです。

 

「本当に太郎には申し訳ないことをしました。とにかく今は太郎に謝罪がしたい。お時間を作ってもらえませんでしょうか」

 

駅のホーム上なのであまり激しい口調で話すことはできません。

だからやんわりと

 

「いま太郎はあなたからの謝罪を受け入れられる精神状態ではありません」

 

とだけ言いました。

 

「とにかく太郎には水泳部に戻ってもらいたいし、戻ってもらわないと困るのです。もし私のことがイヤなのならば、私は〇高校に移ってもいいです。」

※ちなみに〇高校は系列の高校(姉妹校)です。

 

他にもいろいろなことを言っていましたが、私はとにかく冷静でいようと我慢していたので、水泳部顧問が他に何をしゃべっていたのかは記憶にありません。

しかし覚えている範囲の話ですが、急に太郎は水泳部に戻ってもらいたいとか、水泳部顧問が別の高校へ行ってもいいとか、いまいち頭の中で整理がつきません。

 

なぜ急に電話をかけてきたのか理由がわかりません。

この日太郎は学年部長に水泳部を辞めることと、2年生からはスポーツ推薦の枠を外してもらって文系進学クラスへ変わりたいとする希望を書いて出したのですが、これと何か関係があるのでしょうか。

1月30日には家に水泳部顧問から電話がありました(この時も内容は覚えていない・・・)

その時よりも今回のほうが切羽詰まった感じが伝わってきたのですが、いったい何があったのか。

それに山口県へ府県の水泳連盟の代表とともにコーチとして合宿へ参加しているはずだし。

なぜに学校の電話を使って電話がかかってきたのか。

 

「すいません、電車が来たので切ります」

 

ホームに電車が入ってきたので電話を切りました。

今は太郎から目を離すことなんてできない。

水泳部顧問が必死に何を訴えようとしていたのかは知りませんが、今はあなたのことなんてどうでもよい。

太郎のことが心配で心配でならないだけなのだ。

 

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