三重県の公立高校教師の女子生徒へのコロナ差別発言はいじめそのもの

学校・教師・保護者

新型コロナに関して差別的な言動が多い

新型コロナウィルスに感染した方や周囲の方、医療関係者に対する差別的な言動が相変わらず多いのかなって感じるような出来事でした。

404 - gooニュース

2020年10月2日の午前の職員室であった件です。

三重県の県立高校に通う3年の女子生徒に対して40代の男性教諭は、この生徒の家族がPCR検査を受けたことを知ったうえで

「お前が来たでマスクするわ」

と発言されたことでショックを受けて、2週間ほど学校を休んだそうです。

 

女子生徒は事前に学校に対して、家族がPCR検査を受けたことを報告していた。

この女子生徒は問題がないと言われた(医師かな?保健所かな?)ので登校していた。

就職に関する書類を持って職員室を訪れた際に、マスクをせずに職員室にいた教師に吐かれた言葉だそうです。

 

新型コロナウイルスに関してはさまざまな差別的な言動があちこちで見られ、マスコミによる報道でも新型コロナウィルスは悪魔のような存在として扱われています。

このような状況下で身内に感染が疑われてPCR検査を受けた者がいると、やっぱり心理的に不安になったりするでしょう。

元々不安に感じながら登校しているのに、学校の教師に差別的発言をされれば大きなショックを受けることになります。

 

 

県教委は甘く考えすぎだ

県教委は当該教諭を文書訓告という処分になっています。

 

文書訓告って公務員法に定められた懲戒処分である免職・停職・減給・戒告に該当するものではありません。

文書で注意されるという意味だけを取れば“文書戒告”と同じように感じますが、文書訓告ははるかに軽い処分なんです。

 

懲戒処分である戒告は、その職を辞めるまで人事記録して残され続けます。

人事考課上参考にされることから、ボーナスが減らされるとか昇級が遅らされる可能性があるなど、先々不利に扱われることがあるかもしれません。

 

これに対して訓告は懲戒処分ではないので、人事上の記録としては残りません。

今回の文書訓告とはあくまでその場だけで怒られるだけであり、文書を受け取った時点で何もなかった状態になるわけです。

 

 

生徒に対する暴言なのに訓告だけで終わらせる県教委って、ちょっと事を甘く考えすぎではないですか?

 

 

これがもし生徒から発言されたもので、なおかつ同じように2週間程度休んだ場合には完全に「いじめ」事案として扱われますよ。

30日を目安に学校を休んだ場合は重大事態として扱うことが「いじめ防止対策推進法」で定められているほどです。

日数的にいって重大事態とは言えないかもしれないですが、教師によるいじめとして捉えれば十分重大事態だと言えると思うのですが。

 

 

さらに県教委は12月18日の当初の会見では

「差別発言とまではとらえていない」

と説明していました。

4時間後にもう一度会見を開いたときに

 

「教師の差別を意図するものではなかったという説明に重きを置いてしまった」

 

として差別発言にあたるとあらためて認め、前言を撤回して謝罪。

 

まったく生徒に寄り添う気持ちなんてなく、身内である教師の発言のみを取り上げたわけですよ。

県教委は今回の事案を甘く考え過ぎであると言わざるを得ません!

 

 

教育委員会のみならず学校・教師も事の重大さを理解していない

県教委が会見で明らかにした

「お前が来たでマスクするわ」

という文言は正確ではなくじつは

「お前が来たで、危ないでマスクするわ」

という言い方をされたんだと、女子高生がテレビのインタビューで答えていました。

 

県教委はこのことについて

「教師ははっきりと覚えていない部分もあり、教師への聞き取りの結果を参考に総合的に判断して公表に至った」

と答えているのですが、少しでも柔らかい表現で公表することで、それほどきついことは言っていないと印象付けようとしたのではないかと、被害に遭った女子高生も感じているようです。

 

その他にも、最近私が近付いたら嫌がる人がいると教師に話したところ、

「そりゃそうだろう」

という返答されたとも。

 

県教委の発表でも当該教師は覚えていない部分があると会見で発表しており、女子生徒の母親に対して当該教師が同様に「はっきり覚えていない」と伝えたそうなのですが、女子生徒に対してこの教師は

「冗談を言う中で言ったかもしれない」

と釈明しているとか。

 

つい冗談のつもりで軽口をたたいてしまうことは誰しもあることだと思います。

しかし新型コロナに関しては様々な偏見を持たれることが多いのは周知の事実ですし、いくら仲の良い生徒だとしても軽々しく口走るようなことではありません。

そのようなことも理解していない人が教師として学校にいることは、生徒からすれば恐怖以外の何者でもないと思うのです。

 

さらに別の教師から女子生徒は

「〇〇先生も苦しんでいるのだから分かってあげて」

と、暴言を吐いた教師を許すようにとも取れる発言をされていたのだとか。

 

おそらく職員室の中では最初に暴言を吐いた教師をかばう雰囲気が充満しており、その発言のどこが問題なのかも理解していない教師でいっぱいなのでしょう。

 

 

ハッキリ言いますが、今回の女子生徒に対しての言動は教師による「いじめ」そのものです。

県教委も学校も教師も、自分たちが引き起こした「いじめ」であるということを認識してください。

事の重大さを認識していないばかりか、あまりも考えが甘すぎます!

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