いじめについて文科省の発表がありました-1

いじめ

10月26日に2016年度に認知したいじめの件数が文科省から発表され、翌朝の新聞各紙で一斉に報じられました。

2015年度に比べて98676件増えて323808件だったそうです。

ただこの中には「けんか」や「ふざけ合い」もいじめとして捉えるようにとの通達が学校にあったために、報告数が増えたそうです。

それでも全くいじめ認知をしていない学校が全体の32%もあるそうで、いじめの実数なんて全く分からないのが本当のところでしょう。

 

 

私は新聞記事を見てこの記事を書いているのですが、その中に不登校の原因として「教職員」とした児童生徒の数が3653人となっています。

あくまで不登校にまでなった原因が教職員であると認知した数であって、学校側もましてや原因となった教職員自体がそう思われているということを分かっていない事例の方がはるかに多いハズ。

また不登校にまでは陥っていないが、教職員による「いじめ」だと感じている児童生徒の実数はどのくらいになるのか想像もつかないほどです。

 

 

今は独立しているうちの子供の一人が、中学生の頃に担任に胸ぐらを掴まれて壁に押し当てられ、その際に耳を擦って切り傷を負ったことがあります。

原因は放課後に友達同士でふざけ合っていたところを見た担任が激昂して、うちの子に手を出した事案です。

その担任はさすがにマズいと思ったのか、夕方に我が家へわびを入れに来ましたが

「このことは学校には内緒にしてください」

という態度に終始していたことを今でもはっきり覚えています。

うちの子は登校拒否にまではなりませんでしたが、それ以降中学校の教職員に対してはかなり反抗的な態度を取り続けましたよ。

本人は教職員によるいじめだったと今も思っています。

だって中学校の3年間、なぜかうちの子だけが教職員に“指導”を受けることが多かったのですから。

 

今の教師が大変なハードワークに陥っているのは誰もが知るところです。

本来教師がやるべき仕事であるテストの採点だったり、翌日以降の授業の準備であったり、教師自身の研究や勉強にも時間を使いたいところだと思います。

しかし保護者への対応などで時間を取られてしまい、本来するべき仕事に取り掛かっていると相当な長時間勤務になってしまうのです。

だからと言って児童生徒への八つ当たり的な“指導”が許されるわけはありません。

教職員に時間や心の余裕が持てるような解決策が見つからない限り、根本的な問題解決にはならないのかもしれません。

 

 

以前このブログにこういったことを書きました。

私が小学2年生の時の産休のために代理でやってきたおじいちゃん先生がそうでした。

「お前は何をしてるんや!」

って直接言われるのもきつかったのですが、教室にいる生徒全員に対して

「おい、○○を全員で笑ってしまえ!」

幸い私はされませんでしたが、仲の良い友達がクラス全員に笑われてしまい、翌日から学校に来なかったことがありました。

算数の授業中にその先生に指されて答えを言ったのですが、確かに見当違いの答えではありました。

でもそれだけのことでクラスの生徒全員から笑われたのですよ。

私はこれは教師による口撃だったと今も思っています。

 

 

これなんて完全に教師によるいじめですし、不登校にまで追いやっていますよね。

もう40年以上も前からこのような教職員がいたのですよ。

私が体験したこの教師は1人の生徒に対してではなく、クラス中を恐怖政治ならぬ恐怖授業に貶めたのです。

完全に間違った考えによるクラス運営が原因でした。

これに対して3653人もの不登校として認知される原因を作った教師は、個人への口撃によるものです。

私が受けた恐怖授業とは異質のものです。

先に書いた教職員に時間や心の余裕が無いのも原因の一つです。

でもそれ以上に大きいのは、教員であって先生ではない人が増えたことですね。

勉強を教えるスキルは昔の教師より高いかもしれません。

でも児童生徒の心に向き合える先生は本当に少なくなっています。

 

ではなぜ先生になれない教師が増加しているのか。

それは

教師になるために学校の勉強を優先せざるを得ないからです。

周りより少しでも良い成績を残さないと大学に進めませんし、教員免許を取ることもできない。

言ってみれば人を蹴落としてでも上位に行かなければならないから、人の心の痛みなんて考えたり感じたりする間もないのです。

言ってみれば失敗や挫折を味わったことが無い人が教師になるためです。

だから児童生徒に対して

「このくらいのこと出来て当たり前だろう」

という発想のみで言葉を発してしまい

その言葉が口撃となって児童生徒の心を砕いてしまうのです。

 

会社勤めしていた時に感じたことがあります。

社内の昇進試験に合格すれば誰だって嬉しいものです。

15年ほど前までは、昇進試験に合格した時って嬉しさを噛み殺していました。

周りには同じように昇進試験を受けて不合格となった同僚がたくさんいます。

そう言った人たちに配慮するからです。

でもここ10年ほどは違います。

周りの人なんて関係なしに嬉しさを爆発させて

「やったー!」

と大声で言いながら職場中を歩き回る人が増えたのです。

 

こういった人が教師になり生徒児童を受け持つから

生徒児童の中に学校へ行きたくないと思ってしまう子供が増えているのでしょう。

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