担任らからの厳しい指導を受けて、中学2年性の男子生徒が自殺しました。
・福井中2自殺、叱責され過呼吸や土下座も… 怒鳴る担任「お前やめてもいいよ」
福岡県では逆に、教師が生徒に手を出された挙句その生徒が警察に逮捕された事件
・男性講師が暴行を受ける動画が流出 傷害容疑で男子生徒を逮捕
同じく福岡県の中学校では、生徒に顔を殴られた教師がその生徒を逮捕
・福岡の中学校、今度は教師が生徒を現行犯逮捕 生徒に顔殴られ、毅然と対応
まず教師には体罰を行う権利はありません。
なので福岡県のような事件が起こるのです。
だって教師の側は手を出せないのですから、我慢しながら何とか諭そうとするか、もう無理だと判断して教師自らが逮捕(私人逮捕)するか、警察に全てを委ねるかになるわけですね。
昔の学校ならばそれこそ生徒と本気になってケンカするような教師もいたし、忘れ物したり宿題をしてこなかったら廊下に立たされたり、げんこつを喰らうなんて当たり前でした。
体罰を認めろなんて言う気はありません。
でも昔はそれで教師と生徒が上手く繋がっていた面もありました。
※私は手を出す教師は本当に嫌いでしたけどね
とにかく今は教師の側は一切手を出すことが認めらていないのですから、生徒の側が教師に手を出してくればすぐに警察へ通報すれば良いと思います。
手を出さない代わりに、生徒に対して厳しい指導という名の罵りを行う教師が今も昔もいますね。
私が小学2年生の時の産休の代理でやってきたおじいちゃん教師がそうでした。
「お前は何をしてるんや!」
って直接言われるのもきつかったのですが、教室にいる生徒全員に対して
「おい、○○を全員で笑ってしまえ!」
幸い私はされませんでしたが、仲の良い友達が教師の指示によってクラス全員に笑われてしまい、翌日から学校に来なくなったことがありました。
算数の授業中にその教師に指されて答えを言ったのですが、確かに見当違いの答えではありました。
でもそれだけのことでクラスの生徒全員から笑われたのですよ。
私はこれは教師によるいじめ・口撃だったと今も思っています。
そして福井県で自殺してしまった中学2年生の男子生徒に対する担任や副担任の言葉も、まさしく口撃だったのです。
指導と注意と口撃の違いが分からない人が教師になっているのでしょうね。
土下座をしようとしたり過呼吸になったり、「僕だけ強く怒られる。どうしたらいいのか分からない」と訴えたり。
まさしく体罰より恐ろしい心への口撃だったのですよ。
教師の側にしても、そりゃイラっと来ることはあるでしょう。
人間ですからね。
でも教師という立場、大人だという立場を考えれば、もう少しこの生徒への接し方を考えるべきでした。
過呼吸の状態になっている生徒を見てもこのように考えてしまう教師。
教師の免許は持っているが、先生とは呼べない人なのだろうと思ってしまいます。
教師とは勉強を教える労働者なのに対して、勉強以外の大事なことも教えられる人が先生なのだと思っています。
きっと今は先生って少ないのでしょう。
私自身も先生と呼べる教師には1人しか出会えなかったと思っています。
まずは体罰とともに口撃もやめてください。
先生になれないのならば、単なる教師に徹してください。
教師の器しかない人が、自分の感情を抑えることも出来ずに生徒に何か言えば、それは口撃です。
口撃によるトゲが心に刺さり、一生抜けることがないのです。
だから単なる教師に徹してください。
その方が生徒は幸せですから。
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